病気・けがの英語・英会話-9
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症状を伝える―手・腕
I cut my thumb with a knife and it won't stop bleeding. ナイフで親指を切ったのですが、血が止まりません。
「出血」は 体の部位 + bleed のパターンで表します。
bleed は人を主語にして次のように使うこともできます。
He was found bleeding heavily [profusely]. - 彼は大量に出血していた。
I fell off my bike and bruised my elbows. 自転車から落ちてひじにあざができました。
「あざができる」ことは bruise と言います。<人 + bruise + 体の部位>の形の他に、<体の部位 + bruise>の形でも使います。
My skin bruises easily. - 皮膚にあざができやすいんです。
bruise は次のように名詞として使うこともできます。
I only had a few cuts and bruises. - 切り傷と打ち身を負っただけだった。
I sprained my finger playing volleyball. バレーボールをしていて突き指をしました。
「突き指」は「くじく」という意味の sprain を使う他に、jam one's finger という言い方もあります。ここでの jam は「強く押す」という意味です。
けがの原因となる動作
- fall (down/over)「転ぶ、倒れる」
- stumble, trip「つまずく、よろめく」
stumble [trip] over [on] a rock and fall「石につまずいで転ぶ」
- slip「滑る」
slip on the ice and fall [land] on one's bottom「氷の上で滑ってしりもちをつく」
- hit, knock, bang, bump「ぶつける」
hit [knock, bang] one's head on the door「頭をドアにぶつける」
bump one's leg against the corner of the table「脚をテーブルの角にぶつける」
★特に「足の指[つま先]をぶつける」ことには stub one's toe という言い方もあります。
症状を伝える―背中
I have a dull ache on the right side of my back. 背中の右側に鈍い痛みがあります。
「背中の痛み」は backache あるいは back pain と言います。いずれも、「腰痛」の意味でも使います。詳しくは、次の「症状を伝える―腰」を参照してください。
ache と pain
同じ「痛み」でも一般的に、ache は「慢性の、無視しようと思えばできるくらいのそれほど強くない痛み」、pain は「急性の、無視するのが難しい激しい痛み」を指します。ただし、体の部位-ache の形で使われる場合には当てはまりません。
ache と pain を使った aches and pains というフレーズもありますが、これは「体のあちこちの痛み」を指します。
I have aches and pains all over. - 体中が痛みます。
痛みを表す語
既に取り上げた pain, ache, hurt, sore, stiff の他に、痛みを感じるときに使用する語をまとめてみました。
- This moisturizer makes my skin burn.
- この保湿剤を付けると肌がピリピリする。
- Wearing mascara irritates my eyes.
- マスカラをつけると目が痛い。
- My legs are killing me.
- 脚が痛くてたまらない。
- These new shoes are pinching my toes.
- 新しい靴はつま先がきつくて痛い。
- I felt sweat prickling the back of my neck.
- 汗で首の後がチクチクした。
- The back of my heel was rubbed raw.
- かかとの後が擦れてヒリヒリした。
- My eyes were smarting from the smoke.
- 煙のせいで目がヒリヒリした。
- The disinfectant stung my open wound.
- 消毒剤が開いた傷口にしみた。
- My leg is still tender where I bumped it.
- 脚をぶつけたところが触るとまだ痛い。
- My head is throbbing with pain [painfully].
- 頭がズキズキ痛む。
- The tips of my fingers are tingling.
- 指先がチクチクします。
- I (suddenly) felt a (sharp) twinge of pain in my back.
- 突然背中に鋭い痛みを感じた。 ★ twinge 自体で「突然の鋭い痛み」の意。
症状を伝える―腰
英語圏では一般的に「腰」は back と言います。実は back は肩からお尻までの部分、つまり日本語でいう「背中」と「腰」をひとまとめにして指すのです。
「背中」と「腰」を区別して言う場合には、「背中」は「上の部分」として upper back、「腰」は「下の部分」として lower back と表現します。
したがって、「腰痛」は (lower) back pain または backache となります。
I can't get over the (lower) back pain. = I can't get rid of the backache. - 腰の痛みが取れません。
I strained my back trying to lift a heavy box. 重いものを持ち上げようとしてぎっくり腰になりました。
ここでの strain は「過剰な負担をかけて筋肉や体の一部を痛める」ことを言います。
I've strained a muscle in my back. - 背中の筋肉を痛めました。
この strain と同じような使い方ができる語として pull があります。「筋肉を無理に伸ばして痛める」という意味で、「肉離れを起こす」ことは pull a muscle と言います。pull の代わりに「引き裂く」という意味の tear を使うこともできます。
I pulled a muscle in my left leg while running. - ランニング中に左足に肉離れを起こしました。
「ぎっくり腰」の他の表し方も見ておきましょう。まずは、「椎間板」を指す disk [disc] を使った言い方です。
I've got a slipped disk. = I've slipped my disc. - ぎっくり腰になりました。
それから、よく使われるシンプルな言い方があります。
I threw my back out. ぎっくり腰になりました。
throw には「体の一部を急に、激しく動かす」という意味があるため、「ぎっくり腰」をこのように表現することもできます。
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