病気・けがの英語・英会話-2
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症状を伝える―熱
発熱したときの熱は fever で、「高熱」であれば "a high fever"、「微熱」であれば "a slight fever" と言います。
I have a fever. 熱があります。
fever の形容詞である feverish を使って feel feverish と言うこともできます。
「温度」も「気温」も「体温」も英語では全部同じで temperature と言います。
What is your temperature? - どのくらい熱がありますか。
例えば、次のように答えます。
It's 100 degrees Fahrenheit [38 degrees Celsius]. - 華氏100度[摂氏38度]あります。
★華氏の場合、水が凍る温度は32度、沸騰するのは212度になります。
熱が何度あるかを伝えるには My temperature is ... degrees Fahrenheit [Celsius] または I have a temperature of ... degrees Fahrenheit [Celsius] と言います。
アメリカで体温を測るときは摂氏(Celsius)ではなく華氏(Fahrenheit)を使うのが一般的です。摂氏38度は華氏で100度ぐらいです。ちなみに、アメリカ人の平熱は37度なので、38度を超えないと発熱とは言わないそうです。
なお、temperature は fever の意味で使うこともあります。have a temperature と言えば「熱がある」「熱が高い」ということです。
「体温を計る」ことは take someone's temperature と言います。
Let me take your temperature. - 熱を計りましょうね。
症状を伝える―咳・痰
I have a bad cough. ひどい咳が出ます。
「咳」は cough で a を付けて使い、「咳が出る」ことは have a cough と言います。
「ひどい咳」は a bad cough のほかに a nasty cough, a violent cough さらに a hacking cough という言い方もあります。
また cough は「咳をする」という意味の動詞として使うこともできます。
I keep coughing. = I can't stop coughing. - 咳が止まりません。
ちなみに、「咳風邪」は a chest cold と言います。
I cough up phlegm. 痰が出ます。
「痰」は phlegm あるいは sputum と言います。これらの語には a を付けません。「痰が出る」というのは「咳をすると痰が出る」ことを指すのが普通なので、「咳をして吐き出す」という意味の cough up を使います。
なお、phlegm や sputum はやや難しい医学用語なので、「粘液」を意味する mucus という語を使って「痰」を表すこともよくあります。
I'm coughing up mucus. - 痰が出ます。
「痰が絡む」ことを伝えたければ、次のように言います。
I have phlegm (caught) in my throat. = My throat is full of phlegm. - 喉に痰が絡みます。
この場合も phlegm や sputum ではなく mucus を使って、次のように言うこともあります。 My throat is clogged (up) with mucus. ★ clogged (up)「詰まった」
ちなみに、「痰を切る」ことは「取り除く」という意味の動詞 remove を使って remove phlegm と言います。
症状を伝える―食欲
「食欲」は appetite で、ご存知の「アペタイザー」(appetizer)とは appetite をそそる飲み物や食べ物ということです。
I have no appetite. 食欲がありません。
lose を使って、次のように言うこともできます。
I've lost my appetite. - 食欲がありません。
反対に「食欲旺盛」は a good appetite, a healthy appetite に始まり、程度が進むと a big appetite, a huge appetite, an enormous appetite などとなります。
症状を伝える―吐き気
I feel like I'm going to throw up. 吐きそうです。
「吐く」は throw up の代わりに vomit を使うこともできますが、こちらはフォーマルな語です。
I feel like vomiting. - 吐き気がします。
また、「吐き気がする」状態は nauseous あるいは queasy と言います。
I feel nauseous. - 吐きそうです。
★ nauseous の代わりに名詞の nausea や動詞 nauseate の過去分詞 nauseated でもOKです。
なお、イギリス英語の口語では sick は「体調が悪い」よりも「吐き気がする」の意味になることが多いです。
I feel [I'm feeling] sick. - 吐きそうです。
症状を伝える―全身
体のだるさや倦怠感を表すにはいろいろな言い方があります。
I feel dull/weak/exhaused/run-down/woozy. ★ exhausted, run-down「疲れ果てた」, woozy はくだけた語 My body feels heavy.
I feel tired and sluggish. 体がだるいんです。
sluggish の元になっている単語 slug は「ナメクジ」という意味。
風邪をひいて発熱すると、全身の痛みを感じることも多いですね。
My whole body aches. - 体中が痛いんです。
I have a lot of pain in my joints. 体の節々が痛みます。
ここでの「節々」は体のあちこちの関節のことなので、「関節」を表す joint を使います。
高熱で「体が燃えるように熱い」ときは、burn up を使って次のように言います。 I'm burning up.
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