キャビンアテンダントの英語 |
|
Part 1: 役職|飛行機|空港|路線|クラス|乗客|CA|乗務前 搭乗-2このマークがあるところは主にアナウンスの英語について説明しています。 ★安全のしおりと非常口座席に関するご案内です。 Please take a moment to read the safety instruction card in the seat pocket in front of you. いわゆる「安全のしおり」はsafety instruction cardまたはsafety information cardといいます。その「安全のしおり」のある場所の説明の仕方ですが、一般的に物の場所を表す時にlocated [lóukeitid]+場所の副詞句という言い方を使うとカッコいい英語になります。例えば「前の座席のポケットにある安全のしおり」ならthe safety instruction card located in the seat pocket in front of youと言えばいいのです。 It explains the safety features of this aircraft as well as the exit seating requirements. safety featuresというのは緊急事態に備えて飛行機に搭載することが定められている備品や装置のことです。皆さんがよくご存知のものといったら救命胴衣と酸素マスクですね。 実は、国土交通省の通達により、緊急時にお客様がより安全に飛行機から脱出できるように、非常口座席にご着席いただくお客様は一定の条件を満たすことが必要となっています。その条件のことをアナウンスではexit seating requirementといっているのです。 次はかなり長いアナウンスなので<注>を参照しながらお読みください。 If you are assigned an exit row seat, and you do not meet the requirements noted on the card, or you are unable or unwilling to perform any of the listed functions, please ask a flight attendant to reseat you. 「非常口座席」はexit row seatといいます。非常口座席に着席されるお客様には緊急脱出の際、CAの指示の下、援助をお願いすることになっています。したがって、アナウンス中の「着席条件を満たさない方」「安全のしおりに記載の行為を実行できない、あるいは実行することに同意されない方」というのは「緊急脱出時の援助をお願いできない方」のことです。 着席条件については各エアラインのウェブサイトでご確認いただけますので、一度ご覧になってみてください。なお、非常口座席にお座りになったお客様は緊急脱出時の援助について「安全のしおり」に書かれていることを完璧に理解しておかなければならないというわけではありません。 ★手荷物に関する案内が続きます。Please stow your carry-on items in an overhead bin or under the seat in front of you. 手荷物には「機内持ち込み手荷物」と「受託手荷物」があります。前者をcarry-on baggageまたは unchecked baggage、後者をchecked baggageといいます。ただし、ここでは手荷物をbaggageやluggageではなくitemを使って表しています。 「手荷物を前の座席の下に収納する」はstow your carry-on baggage under the seat in front of youと一息で言えるように練習しましょう!次のように受動態になることもあります。 Your carry-on baggage must be stowed in an overhead bin or under the seat in front of you. 国内エアラインでは、お客様のお手荷物をCAが手伝って収納することが多いですね。 |
|
© 2013-2019 キャビンアテンダントの英語 |
<NCC東京新宿本校のドメインを上のサイトに提供しています> |