キャビンアテンダントの英語 |
|
Part 1: 役職|飛行機|空港|路線|クラス|乗客|CA|乗務前 クラス・乗客ここではクラスや乗客に関するCA用語・航空用語をいくつか紹介します。 ★Cabin Class ファーストクラスやビジネスクラスなど運賃の高い座席は必ず客室内前方にあります。これには、後方は揺れが大きく、エンジン音がうるさいこともあるようです。酔いやすい方は前方の座席をお取りになったほうがいいですよ。 一般的にFirst ClassはFクラス、Business ClassはCクラス、Economy Class はYクラスとも呼ばれます。どうしてビジネスクラスがCクラスと呼ばれているのでしょうか。実は1970年代中頃まで国際線の旅客機にはファーストクラスとエコノミークラスの2種類のクラスしかありませんでした。 しかし、大型機の導入に伴う海外旅行の大衆化によってエコノミークラスに各種割引運賃が導入されたことを受けて、当時米国を代表するエアラインであったパンアメリカン航空が、通常料金でエコノミークラスに搭乗するお客様への専用サービスとして“Clipper Class:クリッパークラス”と呼ばれる中間クラスを導入しました。これがビジネスクラスの始まりとされており、このClipper Classの頭文字をとってビジネスクラスをCクラスと呼んでいるのです。 さて、ビジネスクラスは各エアラインが最も力を入れてセールスをしているクラスで、エアライン間でのサービス競争が最も激しいクラスです。ファーストクラスを撤廃してビジネスクラスで、ファーストクラス並みのサービスをしているエアラインもあります。 ファーストクラスやビジネスクラスとエコノミークラスの大きな違いは座席の大きさと機内食の内容です。最近のビジネスクラスの座席はほぼフルフラットになるものが多くなってきました。ファーストクラスはもっと個室化しており、もちろんフルフラットになる座席がほとんどです。 機内食の内容はエアラインによって大きく異なりますが、ほとんどがファーストクラス、ビジネスクラスの両クラスともコースサービスをしています。メニューも2種類からのチョイスではなく、3種類くらいから選べるようになっています。テーブルにはテーブルクロスを敷き、食器は陶器(CA用語ではChinaware:チャイナウェア)を使用します。グラスも本物のガラス製グラス(CA用語ではReal Glass:リアルグラス)です。エコノミークラスはプラスチックのトレーや容器、グラスを使っているところが多いので、これが一番大きな違いかもしれません。 ★PAX 中でも、ある特定のエアラインに頻繁に搭乗するお客様のことをFrequent PAX:フリークエントパックスまたはFrequent Flyer[Flier]:フリークエントフライヤーと呼んでいます。ちなみに、frequent flyer programとは「マイレージサービス」のことです。
★Infant, CH, UM また、お一人で搭乗しているお子様のことをUM=Unaccompanied Minor Passenger:アナカンといいます。国内線ではチャイルド[チビッ子]VIP、JP:ジュニアパイロットと呼んでいます。特に夏休みは1人旅のお子様が多く、1機に30名前後お乗りになってくることもあります。 |
|
© 2013-2019 キャビンアテンダントの英語 |
<NCC東京新宿本校のドメインを上のサイトに提供しています> |