キャビンアテンダントの英語 |
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Part 1: 役職|飛行機|空港|路線|クラス|乗客|CA|乗務前 飛行機ここでは飛行機に関するCA用語・航空用語をいくつか紹介します。 ★Aircraft, Ship 国内エアラインのCAのマニュアルは米国のエアラインのものを基本としているのですが、そのCAのマニュアル本で飛行機がShipと呼ばれているためです。もともと航空業界には先輩に当たる船舶業界の用語が数多く入り込んでいて、これもその1つと考えられます。そこで、それぞれの飛行機に付けられている登録番号もShip Number:シップナンバーといいます。 ★機材変更 ★Configuration, Cockpit, Cabin 操縦室はCockpit:コックピットのほかに、Flight Deck:フライトデッキという呼び方があります。そして客室はもちろんCabin:キャビンです。言うまでもなく、もともとdeckは「甲板」、cabinは「船室」を表す船舶用語です。 一部の大型旅客機に限られますが、2階席のある飛行機の1階部分をMain Deck:メインデッキ、それに対して2階部分をUpper Deck:アッパーデッキといいます。貨物室はCargo Compartmentです。 ★Galley ただし、機内に冷蔵庫は搭載されていません。チラーという装置でカート内に冷風を送り込んで食品を冷却し、新鮮さを保っているのです。また、水やジュース、牛乳などはドライアイスを使って冷却します。 ギャレーは調理室ですが、飛行機の中で火を使って料理をするわけにはいきません。あらかじめケータリング会社で機内食を調理し、それを冷蔵状態でトレーに乗せ、カートにトレーごと積み重ねて保管しておきます。飛行機が出発してミールサービスの時間になると、CAはカートの電源ソケットにコネクターを差し込み、ギャレーの温めボタンを押します。すると、カートの中のトレーではアントレの下の加熱板が加熱され調理されるようになっています。 このように便利なカートがない時代には、カートの中からアントレを取り出し、オーブンに数個ずつ入れて温め、またトレーにセットし直してお客様に提供していました。その量は半端ではなく、汗まみれになってあちこちにやけどをしながらの作業だったそうです。 ★Lavatory ★Dog House ★Logbook, Squawk, INOP そして、見つけたら必ずログブックに書き留めておかなければならないのがSquawk=SQ:スクワークで、これは飛行機に関わる不具合のことです。 同じく機内の設備に関する故障を指す用語としてINOP:イノップがあります。INOPはinoperativeという単語を略したものです。「ラバがイノップです」のように「使用不可」といった意味で用います。修理担当者に分かるように、故障した箇所に付けておくタグをイノップタグといいます。 |
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