キャビンアテンダントの英語 |
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Part 1: 役職|飛行機|空港|路線|クラス|乗客|CA|乗務前 着陸このマークがあるところは主にアナウンスの英語について説明しています。 ★着陸前のアナウンスです。 We will be landing at Honolulu International Airport in about 5 minutes. We are making our final approach to Honolulu International Airport. 直訳は「この飛行機はXYZ空港への着陸進入の最終段階に入っております」ほかにWe are now on our final approachという言い方もできます。こちらでも練習しておきましょう! Please make sure one last time that your seat belts are securely fastened, your seat backs and tray tables are in their full upright position, and your carry-on baggage is properly stowed. いよいよ着陸です!We will be on the ground shortly. 「着陸する」はlandですが、ここではbe on the ground(地上にいる)という表現を使って表しています。 ★「着陸」に関するCA用語・航空用語をまとめて紹介します。 1. まさに飛行機の車輪が滑走路上に着地すること、いわゆる「接地」をTouchdownといいます。ひょっとしたら耳にしたことがあるかもしれません。 2. 目的地の空港が混雑していたり悪天候などの場合、飛行機が管制塔の指示により一時空中で待機することがありますが、これをHolding:ホールディングといいます。 米国などの空港では、1時間以上も指定された場所で旋回して待つこともあります。 3. 飛行機が着陸寸前に何らかの理由で着陸を断念し、再度上昇することはGo Around:ゴーアラウンドといいます。視界が悪くて滑走路が見えない、強い横風が吹いている、前の飛行機がつかえている場合などがあります。 着陸をやり直すことになるので、当然到着時刻は遅れます。場合によってはゴーアラウンドを2回行うこともあり、この時には相当な遅れになります。さぞかしお客様からのクレームになるだろうと思われるかもしれません。ところが、ゴーアラウンドで遅れた場合にはクレームにならないどころか、無事着陸できた時にはお客様から拍手が起きることさえあります。 4. 飛行機が天候不良などの理由により目的地以外の空港に着陸することをDivert/Diversion:ダイバート/ダイバージョン、また、ダイバートする可能性があるという条件付きで運航することをMay Divert:メイダイバートといいます。あらかじめお断りしていても、実際に目的地以外の空港に着陸した場合にはクレームになることは必至です。 5. 離着陸に大きな影響を与える気象要因として横風と視界があります。それぞれ離着陸のための制限値が決められていて、その数値をクリアしていないと離着陸は許可されません。横風というのは滑走路の方向に対して横から吹く風のことで、英語では crosswind といいます。 6. 着陸直前に飛行機がぐらぐら揺れたり、着陸時のショックも普段より強めだったりした場合、Wind Shear:ウインドシアが原因の可能性があります。これは風向や風速が急激に変化する状態を指し、これによって飛行機の速度や降下率が影響を受け、機体が不安定になるのです。 7. 飛行機は鳥とぶつかったりしないのか。誰もが1度は抱いたことのある疑問かもしれません。もちろん、飛行機と鳥が衝突することはあります。空港内やその周辺では鳥がごく普通に飛んでいるので、飛行機は常に離着陸する際に鳥と衝突する危険があるのです。この飛行機への鳥の衝突をBird Strike:バードストライクと呼びます。鳥が機体に衝突してもその影響は軽微なもので済みますが、鳥がエンジンに吸い込まれるとエンジンが損傷して停止することも考えられます。 |
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