フロント係 6
◆ホテルスタッフの発言 ◇ゲストの発言 ★英語についての説明
フロント係のもう1つの主な仕事は、もちろんゲスト出発時の清算であるチェックアウトです。出発前のゲストは迅速な処理を求めているはずですから、手際よく会話を進めます。
こちらから声をかけましょう。
◆Are you checking-out? ◆Are you ready to check out?
チェックアウトでいらっしゃいますか。
もちろん、ゲストの方から
◇I'd like to check out.
◇I'm checking out.
チェックアウトをお願いします。
ということもあります。滞在の感想を聞きましょう。
◆How was your stay at our hotel?
当ホテルでのご滞在はいかがでしたか。
◆Was everything satisfactory?
ご満足いただけましたか。
◆Did you enjoy your stay with us?
お楽しみいただけましたか。
★1例目と3例目のstayに続く前置詞に注意。
部屋番号を確認するには
◆What is your room number?" ◆What room were you in?
お部屋は何号室ですか。
★2例目の直訳は「何号室にお泊りでしたか」。
ミニバーの利用を確認します。
◆Did you have anything from the mini-bar?
昨晩のミニバーのご利用はおありですか。
例えば
◇Yes. I had a can of beer.
はい。缶ビールを1本飲みました。
勘定書を提示して確認を求めます。
◆OK. Please check your bill.
かしこまりました。内容をご確認ください。
★ホテルでの「勘定書」「請求書」にはbillを使います。
問題がなければ、支払方法を尋ねます。
◆How would you like to pay?
◆How will you be paying for this?
お支払いはいかがなさいますか。
あるいは
◆Would you like to pay in cash, or by credit card?
◆Cash or charge?
お支払いは現金になさいますか、それともカードになさいますか。
★「現金で払う」はpay in cash, pay by cash, pay cash、「カードで払う」はpay by credit cardと言います。
★2例目はごく簡潔に尋ねる場合です。Cash or credit?とも言います。chargeには「つけにする」「クレジットカードで買う」といった意味があることを知っておくと、このフレーズを覚えやすいかもしれません。
現金払いの場合
◇I'll pay cash. Here you are.
現金で。これでお願いします。
◇Can I pay in cash?
現金で払ってもいいですか。
のような答えが返ってくるでしょう。現金を受け取っておつりを返します。
◆The change is \1,760. Thank you very much.
1,760円のお返しです。ありがとうございました。
★「おつり」はchangeを使います。
カードで支払う場合
◇Do you accept this card? ◇Can I use this card?
このカードは使えますか。
★1例目の直訳は「このカードを受け付けていますか」で、acceptやtakeを使います。accept a credit card、take a credit cardとフレーズで覚えましょう。
と聞いてくるはずです。
◆Yes, we do. Could you sign here, please? Here's your card and the receipt. ... Thank you very much.
はい、お使いいただけます。こちらにご署名をお願いします。カードと控えです。... ありがとうございました。
★日本語では「署名」を「サイン」と言いますが、英語のsignは「署名する」という動詞です。「署名」は英語でsignature[sígnətʃər]と言います。次の例をご覧ください。
「ご署名をお願いします」は他に
◆I just need your signature here.
清算が無事済んだら、最後のご挨拶です。
◆Enjoy the rest of your holiday.
引き続き、よい休日をお過ごしください。
◆Have a safe trip home.
お気をつけてお帰りください。
◆Thank you again for staying with us.
当ホテルにご滞在いただきありがとうございました。
★1例目のrestは「休息」ではなく「残り」という意味。
★2例目のhomeは「家へ」という意味。従ってtrip homeで「帰宅」。trip backやtrip back homeとも言います。
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