ポーター
◆ホテルスタッフの発言 ◇ゲストの発言 ★英語についての説明
到着したゲストの荷物を部屋まで運び上げるのがポーター(Porter, Bellboy, Bellhop)の主な仕事の1つです。ゲストの部屋の前まで来たら、声をかけます。
◆Your baggage.
お荷物でございます。
★旅行用の「手荷物」は主にアメリカ英語ではbaggage[bǽgidʒ]、イギリス英語ではluggage[lʌ́gidʒ]と言います。いずれも"a"をつけたり、複数形にしたりできないので注意してください。
ドアを開けてもらったら
◆Good afternoon. Your baggage, sir.
こんにちは。お荷物のお届けでございます。
荷物を中に運び終えたら
◆Is this all your baggage?
これで全部ですか。
と確認します。
荷物がまだ届いていないといったゲストからの苦情に対処しなければならないこともあります。
◆Good afternoon. Porter desk. May I help you?
こんにちは、ポーターデスクでございます。
電話をかけてきたゲストが部屋番号を告げた後
◇I checked in 20 minutes ago. But I haven't received my baggage yet.
20分ほど前にチェックインしたのですが、荷物がまだ届いていません。
状況をきちんと説明し、丁重にお詫びします。
◆Yes, sir. I'll check for you. ... Your baggage is on its way. I'm sorry to keep you waiting.
では、お調べします。... 今お部屋に向かっております。お待たせしてすみません。
★ゲストの要望や苦情などに対して「確認いたします」「お調べします」というときにはI'll checkやLet me checkをよく使います。
★「ある場所から別の場所へ移動している途中」であることはon one's wayを使って表すことができます。
★「人を待たせる」はkeep someone doing(人を…している状態にしておく)のパターンを使ってkeep someone waitingと言います。
もう1つの主な仕事は出発するゲストの荷物を玄関まで運び降ろすことです。
◆Good morning. Porter desk. May I help you?
おはようございます、ポーターデスクでございます。
◇Yes. I'm checking out now. Could you bring my baggage down, please?
これから、チェックアウトします。荷物を下に降ろしていただけますか。
部屋番号を確認します。
◆Certainly. Could I have your room number, please?
かしこまりました。お部屋の番号をお願いします。
部屋番号を聞きとったら
◆OK. I will send someone to your room right away.
では、すぐに係の者をお部屋へ向かわせます。
★「人をある場所へ行かせる」というときはsend someone to+場所を表す語句のパターンを使います。
★「すぐ」「ただちに」はright awayが1つの言い方です。immediately[imí:diətli]でも構いません。
出発するゲストの部屋に荷物を取りに行く場面です。まず、ドア越しに素姓を名乗ります。
◆Porter!
ポーターでございます。
中から返事があったら
◆Good morning, sir.
おはようございます。
とあいさつをして、ドアを開けてもらい中に入ります。荷物を部屋の外に出し終わったら
◆Is this everything?
これで全部ですか。
最後に
◆I will wait for you at the entrance.
では、玄関でお待ちしております。
チェックアウト後のゲストの荷物を預かることもあります。
午後に出発するというゲストが
◇I'm leaving in the afternoon. Could you keep my baggage here?
午後に出発するのですが、それまで荷物を預かっていただけますか。
「荷物を預かっていただけますか」は他に
◇Can I leave my baggage here?
★ホテル側がゲストから荷物などを「預かる」はkeep、ゲストが「預ける」はleaveを使います。セットで覚えましょう。
ゲストの出発時刻を確認します。
◆At what time are you leaving?
何時にご出発ですか。
★"at what time"や"what time ... at"では"at"を省略するのが自然です。
荷物の引換券を渡しましょう。
◆OK. This is your baggage ticket.
かしこまりました。こちらが引換券です。
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