ドアマン
◆ホテルスタッフの発言 ◇ゲストの発言 ★英語についての説明
正面玄関に立っているドアマン(Doorman)はまさにホテルの「顔」です。宿泊客を含めホテルに出入りする多くのゲストに声をかけます。
◆Good afternoon, madam.
いらっしゃいませ。
チェックインすると思われる大きな荷物を抱えたゲストが近づいてきたら、声をかけた上で荷物を預かり、かわりに荷物引換券を渡します。その際、チェックイン時に引換券をフロントの係員に示すよう案内します。
◆This is your baggage ticket. Please show this at the front desk.
これが荷物の引換券です。フロント係員にお見せください。
★旅行用の「手荷物」は主にアメリカ英語ではbaggage[bǽgidʒ]、イギリス英語ではluggage[lʌ́gidʒ]と言います。いずれも"a"をつけたり、複数形にしたりできないので注意してください。
★ホテルの受付を日本語では「フロント」と言いますが、これは英語のthe front deskを略したものです。英語では必ず"desk"をつけます。ホテルの中にいるときは単にthe deskでも構いません。「フロント」はreceptionを使うこともできます。この場合はthe reception deskあるいは単にthe receptionです。
自分で運転してきたゲストの車を駐車場に入れるのもドアマンの仕事です。
◇I'm checking-in now.
これからチェックインします。
と車の運転台から声がかかったら
◆Would you like me to park your car in the parking lot?
車を駐車場にお入れしましょうか。
★「駐車場」はアメリカ英語ではa parking lot、イギリス英語ではa car parkと言います。
★「駐車する」「車を止める」はparkを使います。park your carとフレーズで覚えましょう。putでも構いません。
と尋ね、車のキーを預かります。
◆I will return this to the front desk.
フロントにお届けします。
ホテル内にある施設の場所をゲストに案内することもよくあります。
◇Excuse me. Where is the banquet room?
すみません。宴会場はどこですか。
例えば
◆It's on the 4th floor. Please enter here and take the elevator on your left.
4階にございます。ここから中にお入りになって左手のエレベーターをご利用ください。
★「エレベーター」はアメリカ英語ではelevator、イギリス英語ではliftと言います。「エレベーターを利用する」というときはtakeを使います。take the elevator、take the liftとフレーズで覚えましょう。
<参考>館内施設
ロビー: Lobby/フロント: Front Desk, Reception/コンシェルジュデスク: Concierge Desk/ポーターデスク: Porter Desk/ラウンジ: Lounge/客室: Guest Room/レストラン: Restaurant/バー: Bar/宴会場: Banquet Room/ビジネスセンター: Business Center/フィットネスセンター: Fitness Center/ジム: Fitness Gym/プール: Swimming Pool/サウナ: Sauna/ジャクジー: Jacuzzi
ゲストがタクシーに乗る際には、代わりに運転手に行き先を告げたり、荷物を積み込むのを手伝います。
◇Could I have a taxi, please?
タクシーをお願いします。
と声をかけられたら
◆Where are you going, sir?
どちらにお行きになりますか。
と尋ね、行き先を聞いたら
◆Certainly. Is this all your baggage?
かしこまりました。お荷物はこれで全部ですか。
と荷物を確認します。
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