フロント係 3
◆ホテルスタッフの発言 ◇ゲストの発言 ★英語についての説明
チェックインの最中にゲストから客室に関する要望が突然飛び出すこともあります。
◇Excuse me. Could I have a double room, please?
すみません。お部屋をダブルにしていただけますか。
要望に添える場合は
◆Certainly.
かしこまりました。
要望に添えない場合は
◆I'm sorry, but there are no double rooms available at the moment.
あいにく、ダブルルームはただ今全部ふさがっております。
★available[əvéiləbl]は「利用[使用]できる」という意味で、接客英語ではとてもよく使う単語です。ここではThere is/are+名詞+availableというパターンで使っています。
★「今のところ」はat the momentやright nowを使います。
のように述べた後で、要望にできるだけ近い解決策があるかどうか考えます。それから
◇Excuse me. Could I have two adjoining rooms, please?
すみません。2つの部屋を隣同士にしていただけますか。
★adjoining[ədʒɔ́iniŋ]は「隣接している」「隣り合った」状態を表します。adjacent[ədʒéisnt]という単語が使われることもあります。
のような要望が出ることもあるのでしっかり聞き取りましょう。
なお、ゲストの要望に添えた場合、感謝の言葉をいただいたら
◆You are welcome. ◆My pleasure.
どうたしまして。
と言うことも忘れずに。
滞在中にゲストから出される様々な要望に応じることもフロント係の重要な仕事です。ゲストがデスクに近づいて来たら、こちらから声をかけましょう。
◆May I help you?
お困りですか。
モーニングコールの依頼
◇Could you give me a wake-up call for tomorrow?
◇I'd like a wake-up call for tomorrow.
明日の朝のモーニングコールをお願いしたいのですが。
★「モーニングコール」は英語ではwake-up callと言うので注意しましょう。
まず、部屋番号を確認します。
◆Certainly. Could I have your room number?
かしこまりました。お部屋番号をお願いします。
次に、希望の時刻を聞きます。
◆At what time would you like your wake-up call?
何時にお入れしますか。
★"at what time"や"what time ... at"では"at"を省略するのが自然です。
あるいは簡単に
◆At what time?
時刻を聞いたら、確認の意味でその時刻を繰り返します。
◆Six thirty. No problem.
6時30分、かしこまりました。
★「6時30分」はhalf past sixとも言います。half past ...で「…時半」「…時30分過ぎ」という意味。ちなみに「6時45分」は(a) quarter to seven、「7時15分」は(a) quarter past sevenとも言います。(a) quarter to ...は「…時15分前」、(a) quarter past ...は「…時15分過ぎ」という意味。
外貨両替の依頼
◇Could you change this into yen, please?
これを円に両替していただけますか。
★「両替する」はchangeまたはexchangeを使います。例えば「円をドルに両替する」はchange yen into dollars、exchange yen for dollarsと言います。前置詞に注意。
ゲストから外貨を受け取り、換算額を伝えます。
◆Certainly. This amount is equal to \34,580.
かしこまりました。34,580円でございます。
★「AはBに等しい」はequal toを使って表すことができます。equalの発音とアクセント[í:kwəl]に注意。他にequivalent[ikwívələnt] toという表現もあります。発音は[ikwívələnt]です。
それでよければ両替したものを渡します。
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