フロント係 2
◆ホテルスタッフの発言 ◇ゲストの発言 ★英語についての説明
コンピューターの端末に予約が見当たらないこともあります。
◆I'm afraid I can't seem to find your name.
あいにくお名前が見当たりません。
◆I'm sorry, but we have no record of your reservation.
恐れ入りますが、予約をお受けした記録がありません。
★1例目は後に"in[on] our system"(コンピューターに)をつけてもよいでしょう。
★相手に言いにくいことを伝えるときにはI'm afraidを文頭または文末につけます。I'm sorry, butも同じような場合に使います。
★can't seem to doは「しようとしたけれどできない」というときによく使います。
このような場合、ゲストに与えられる予約番号を手がかりにして予約をみつけるのが有効です。
◆Do you have the confirmation number?
予約番号はお持ちですか。
★「予約番号」はconfirmation numberと言います。このconfirmation[kànfərméiʃən]は「確認」という意味。
◇Yes. It's 13572468.
はい、13572468です。
もう一度、コンピューターの端末を確認し、必要があれば丁重にお詫びします。
◆Let me check.... Your name was incorrectly entered into the system. I'm so sorry for that.
確認いたします。... お名前の入力が間違っておりました。大変失礼いたしました。
★「確認いたします」「お調べします」というときにはI'll checkやLet me checkをよく使います。
★ここでは「間違って」をincorrectlyで表しています。これはincorrect(正しくない)にlyを付けたものです。アクセント[ìnkərékt]に注意。
宿泊者カードを書き終えたところで、ゲストから改めてチェックアウト終了時刻について質問があるかもしれません。
◇When is check-out time? ◇What time is check-out?
チェックアウトは何時ですか。
★check-outには「チェックアウトの手続き」の他に「チェックアウトの時刻」という意味もあるので、2例目のように言うこともできます。
◆At noon, madam.
正午でございます。
さて、いわゆる「泊まり逃げ」防止のため、ゲストのクレジットカードの写しを取ります。
◆Now, may I imprint your credit card? ◆Now, may I take an imprint of your credit card?
それではクレジットカードの写しを取らせていただけますか。
★クレジットカードの「写しを取る」ことはimprintという単語を使って表すことができます。アクセント[imprínt]に注意。imprint your credit card、take an imprint of your credit cardとフレーズで覚えましょう。
あるいは
◆May I have your credit card, please?
クレジットカードをお預かりしてもよろしいですか?
◇Sure. Here you are.
はい、どうぞ。
カードを返すときには
◆Thank you, sir.
ありがとうございました。
ルームキーを渡してチェックインの手続きは完了です。
◆This is your room-key. Please insert it into the slot and then pull it out immediately. If the green light is on, you can open the door.
こちらがお部屋のキーでございます。差込口に差し込み、すぐに抜いてください。緑色のランプが点灯したら開けられます。
★「差し込む」と「引き抜く」はinsert−put outとセットで覚えましょう。
★ここでは「すぐに」はimmediately[imí:diətli]を使っています。
カード式の場合は、このように使用方法を説明します。従来のキーの場合は
◆This is your room-key. Please leave it here at the desk when you go out during your stay.
こちらがお部屋のキーでございます。ご滞在中にお出かけの際は、こちらへお預けください。
★ホテル側がゲストから物を「預かる」はkeep、ゲストが「預ける」はleaveを使います。セットで覚えましょう。
★ホテルの受付を日本語では「フロント」と言いますが、これは英語のthe front deskを略したものです。英語では必ず"desk"を付けます。ホテルの中にいるときは単にthe deskでも構いません。「フロント」はreceptionを使うこともできます。この場合はthe reception deskあるいは単にthe receptionです。
お預かりした手荷物について一言言っておきましょう。
◆Our porter will bring your bags up to your room.
お荷物はポーターがお部屋までお持ちいたします。
★bringは「話し手の方に持って来る」の他に「聞き手の方に持って行く」という意味でも使います。もちろんcarryを使っても構いません。
後はエレベーターの場所を案内するか
◆The elevator is over there on the left.
エレベーターは左手奥にございます。
◆Just take the elevator on the left up to the 11th floor.
左手のエレベーターをご利用になり、11階までお上がりください。
★「エレベーター」はアメリカ英語ではelevator、イギリス英語ではliftと言います。「エレベーターを利用する」というときはtakeを使います。take the elevator、take the liftとフレーズで覚えましょう。
自ら客室まで案内します。
◆I will show you up to your room.
お部屋までご案内いたします。
★「人をある場所に案内する」というときはshow someone+to[in, out, around]+場所を表す語句のパターンを使います。
最後は
◆Have a nice day! ◆Enjoy your stay.
ごゆっくりどうぞ。
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