スパルタ英語・英会話 NCC綜合英語学院

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TOEFL® テストの概要
TOEFL® テストの歴史
TOEFL® iBTの特徴
各セクションの構成
- Reading Section
- Listening Section
- Speaking Section
- Writing Section
・採点基準表
セクション別学習法
- Reading Section
- Listening Section
- Speaking Section
- Writing Section
終わりに

Writing Sectionの構成

基本情報 課題の内容 スコア 評価の基準

基本情報

受験者は解答をタイピングでコンピュータに入力します。解答はインターネットを通じて米国のETSのネットワークへ送られ、2〜4名の採点官によって採点されます。

このセクションに割り当てられた時間は50分で、計2つの課題があります。課題は、複数の技能を使って解答するIntegrated Task(統合型課題)と1つの技能を使って解答するIndependent Task(独立型課題)から構成されています。

Integrated Task(統合型課題)
リーディング→リスニング→ライティング 1題
英文を読み、それに関連する講義の一部を聞き、問題に記述で答える。
Independent Task(独立型課題)
ライティングのみ 1題
essay(小論)を作成する。
<注>従来のTOEFL® CBTWriting SectionTOEFL® PBTとともに実施されるTWE(=Test of Written English)と同じ形式。

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課題の内容

・Integrated Task(統合型課題)

1
リーディング 3分
アカデミックなテーマについて書かれた英文(230〜300語)を読む。
ここで読む英文の典型的なパターンは、テーマを支えるためのポイントが3つ挙げられるというものです。
<注>なお、これに続く講義の一部を聞いている間、英文は画面から消えていますが、解答を書き始めるときには再び画面に表れるので、英文を参照しながら解答を書くことができます。
リスニング 2分
同じテーマについて異なる視点から論じている講義の一部(約230〜300語)を聞く。
講義は多くの場合、先に読んだ英文の主旨とは反対の立場を示す内容で、ここでも3つのポイントを述べて英文の中で挙げられたポイントそれぞれに対して反論する形をとります。
ライティング 20分
問題:聞いた講義の一部の内容を要約し、それと読んだ英文の内容との関係を説明する。
典型的な問題の指示は「講義の中で述べられたポイントをまとめなさい。その際、それが英文の中で挙げられたポイントに対しどのように反論しているかを説明しなさい」というものです。
<注>解答の長さは150〜225語が目安ですが、これを超過しても、課題の要求に応えている限りは減点の対象になりません。
解答の要点
リスニングの内容を中心に解答を書かなければならないことは問題の指示からも明らかです。したがって、リスニングの内容についての記述が十分でないと高い評価を得ることはできません。特に、講義の中で述べられる3つのポイントに関する説明をきちんと聞き取る必要があります。もちろんすべてを聞き取る必要はありませんが、重要な詳細は聞き逃さないように注意しましょう。


・Independent Task(独立型課題)

2
ライティング 30分
問題:与えられたトピックについて自分の意見を述べるessay(小論)を作成する。その際、単に自分の意見を述べるだけではなく、その理由や根拠を示さなければならない。
典型的な問題は次の2つです。
1 Do you agree or disagree with the following statement? Use reasons and specific details to support your answer. 
次に述べられていることに賛成ですか、反対ですか。理由と具体的な詳細を挙げて論じなさい。
2 Some people believe X. Other people believe Y. Which of these two positions do you prefer/agree with? Give reasons and specific details. 
Xと考える人もいれば、Yと考える人もいます。2つの立場のどちらに賛成ですか。理由と具体的な詳細を述べなさい。
<注>300 語以上書くことが望ましいとされています。
解答の要点
意見を支えるための理由は3つ、少なくとも2つ挙げるようにしましょう。 また、理由は例を示しながら具体的に説明することが重要です。

サンプル問題(音声付き)はTOEFL公式サイトの下記のページからダウンロードできます。

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スコア

各課題の解答は採点基準表に従って0〜5点で評価され、各評価の平均点が統計処理によって0〜30までのスコアに換算されます。

ライティングの採点基準表で評価5の解答

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評価の基準

受験者の解答は、次の観点から評価されます。

Independent Task(独立型課題) / Integrated Task(統合型課題)
・文章の構成や展開の分かりやすさ
この部分はテーマの提示、この部分はテーマの説明というように、文章の各部分の働きが明確であるかどうかということです。また、詳しい説明が十分に行われているかどうかも評価されます。
 
・文章のまとまりや一貫性
冗長さやテーマからの逸脱、つながりの不明確さなどはマイナス要素となります。
 
・文法と語句の使い方の適切さと正確さ
文法や語句の使い方に多少ミスがあっても、内容伝達の大きな妨げになっていなければ減点されません。
 
Integrated Task(統合型課題)
・内容の十分さと正確さ
リーディングとリスニングの内容に関して重要なポイントが欠けるところなく、正確に記述されているかどうかということです。また、リスニングとリーディングの内容が適切に関係づけられているかどうかも評価されます。
 
参考資料: ETS作成のTOEFL® iBT Tips

<注>スコアアップを狙って、不慣れな難しい単語や表現、構文を使用することで、かえってミスの多い不自然な英文になってしまわないように注意しましょう。ミスが多いと採点官に悪い印象を与えることは言うまでもありません。

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ライティングの採点基準表の例

Independent Task(独立型課題)の採点基準表で評価が5点の解答は次の通りです。

・課題に効果的に取り組んでいる。
・構成にすぐれ、展開も十分になされている。また、説明や事例、細部の記述が分かりやすく適切である。
・まとまりや一貫性があり、展開に飛躍がない。
・語彙や文法の面で小さなミスがあっても、文構造が単調でなく、語句の選択が適切で、使い方も自然である。
参考資料: ETS作成のTOEFL® iBT Tips

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<関連サイト>
TOEICガイド
・英検ガイド
IELTSガイド


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