宿泊予約係 2
◆ホテルスタッフの発言 ◇ゲストの発言 ★英語についての説明
客室の利用時間に関する問い合わせにも、後々のトラブルを防ぐ上から明快な応答が求められることは言うまでもありません。
◇From what time can I check in? ◇How early can I check in? ◇What time does check-in start at?
チェックインは何時からできますか。
★各例の直訳は以下の通り。 1. 何時から(from what time)チェックインできますか。 2. どのぐらい早く(how early)チェックインできますか。 3. 何時に(at what time)チェックインは始まりますか。
★1例目の"from"や3例目の"at"は文法的な正確さという点では必要ですが、実際には省略されることが少なくありません。特に"at what time"や"what time ... at"では"at"を省略するのが自然です。
例えば
◆From 2 p.m., sir.
午後2時からでございます。
◆At 2 p.m., sir.
午後2時でございます。
ゲストが所定のチェックイン開始時刻(Check-in Time)より早く到着する場合もあるので、チェックインは所定の開始時刻までできないが、荷物をポーターに預けられることを伝えます。
◆Should you arrive before 2 p.m., we will keep your baggage for you.
午後2時より前にご到着された場合には、チェックインまでお荷物をお預かりします。
★旅行用の「手荷物」は主にアメリカ英語ではbaggage[bǽgidʒ]、イギリス英語ではluggage[lʌ́gidʒ]と言います。いずれも"a"を付けたり、複数形にしたりできないので注意してください。
★ホテル側がゲストから荷物などを「預かる」ときはkeep、ゲストが「預ける」ときはleaveを使います。セットで覚えましょう。
★このshould+主語+動詞の原形というパターンは「万一…ならば」という意味。
今度はチェックアウト時刻について。
◇What time should I check out by? ◇How late can I check out?
チェックアウトは何時までですか。
★各例の直訳は以下の通り。 1. 何時までに(by what time)チェックアウトすべきですか。 2. どのくらい遅く(how late)チェックアウトできますか。
★1例目の"by"は文法的な正確さという点では必要ですが、実際には省略されることがあります。
例えば
◆By noon, madam.
正午まででございます。
所定のチェックアウト終了時刻(Check-out Time)よりも遅れてチェックアウトしたいというゲストもいます。例えば
◇I'd like to use my room until 5 o'clock. Is it OK?
5時まで部屋を使いたいのですが。
こういう場合は客室の使用延長(有料)の案内をします。
◆If you extend your stay, there is an extra charge of \1,000 per hour.
延長ご利用には追加料金が1時間ごとに1,000円かかります。
★「滞在を延ばす」というときにはextend[iksténd]という単語を使います。extend your stayとフレーズで覚えましょう。
★「追加料金」はextra chargeの他にadditional chargeやsurchargeとも言います。extraとadditionalの発音とアクセント[ékstrə], [ədíʃənl]に注意。
★perの使い方は「1泊」のところで確認しましたね。ここでも"per"の後の"hour"の前に"an"や"one"をつけません。
このページのトップへ
宿泊予約係 1|2|3|4
ホテルを利用する際に役立つ 英語フレーズ集はこちらがおすすめ
|