IELTSの知名度が高くなってきた現在でも、日本語で書かれたIELTS対策本はまだまだ少ないようです。それでは洋書はどうかというと、反対にたくさんありすぎてどれを買ったらいいのか分からないと悩むことになります。
洋書のIELTS対策本を購入する際に気をつけなければならないことは、解答・解説・音源がないものが多いということです。同じ本でも版によって異なるので注意が必要です。Self/Personal study版には解答・解説が付いているのに、Student's bookには付いていない、といった具合です。
また、リスニングの問題が収録されていてもCD付属でないものもあります。音源が別売りの場合には、とても高価なことが多いようです。
したがって、洋書のIELTS対策本は、できれば実際に書店に足を運んで中身をよく確認してから購入することをお勧めします。
対策本には大きく分けて、(1)ワークブックタイプのものと(2)模擬試験タイプのものがあります。(1)はIELTSに必要なスキルの習得を目的とし、本試験とは異なる形式の問題演習を行うものです。(2)は文字通り、本番と同じ形式の問題が収録されているものです。現時点での自分の英語力を見極めた上で、目的に応じて使い分けるようにしましょう。