T O E I C ガイド | ||||
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TOEIC®
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1. 概要 |
2. 特徴 |
3. 基礎知識 |
4. 問題構成 |
5. セクション別学習法 ・リスニング ・リーディング ・語彙・文法 |
6. 受験アドバイス |
TOEIC® Programは現在、公式サイトによれば、世界約150カ国で実施され、年間約700万人が受験しています。日本では2015年度に約256万人がTOEIC® L&R(=TOEIC® Listening & Reading Test)を受験し、企業、官公庁、学校など約3,400団体(2014年度)が採用しています。
スコアは、企業では海外出張・駐在の選抜や昇進・昇格などの基準として、学校では英語課程の単位認定や推薦入試などの基準として活用されています。
また、文部科学省が2003年に発表した「『英語が使える日本人』育成のための行動計画」では、英語教員の英語力の目標値の1つとして「TOEIC730点以上」があげられています。
社会的にこれだけ大きな影響力をもつTOEIC® L&Rとはどういう試験なのでしょうか。
<注>試験日程や申込方法など受験案内については、公式サイトをご覧ください。
TOEICという名称がTest of English for International Communication(国際コミュニケーションのための英語テスト)というフレーズをそのまま省略した形であることからも分かるように、TOEIC® L&Rは英語によるコミュニケーション能力を日常生活からビジネスまで幅広く測定するテストです。
形式 | マークシートによる一斉客観テスト |
構成 | Reading Section / Listening Section |
問題数 | 200問(Listening 100問 / Reading 100問) |
時間 | 120分(Listening 45分 / Reading 75分) |
結果 |
10〜990点まで5点刻みのスコアで評価 (Listening 5〜495点 / Reading 5〜495点) パーセンタイルも表示。ある人のパーセンタイルが80ということは、総受験者の80%がその人よりもスコアが低かったということを示しています。 |
・ 問題だけでなく、解答方法の説明や指示も含め、すべて英語である。 ・ テスト問題が公開されるのを防ぐため、試験終了後に問題用紙をすべて回収し、設問や解答を一切公表していない。 ・ 解答用紙の所定欄以外への書き込みが禁止されている。したがって、テスト中に問題用紙などにメモを取っていると、試験管から注意される。 |
満点が1000点でなく990点である理由諸説ある中で有力なのは、たとえ満点を獲得しても、完璧な英語力が身についたと思うことなく学習を継続し、さらなる英語力の向上を目指してほしいという思いが込められている、という説だそうです。 スコアの有効期限
TOEICのスコアには、いわゆる有効期限はありません。ただ、目安として独自の期限を設けている学校や会社などもあるので、スコアを活用する際には注意が必要です。また、有効期限がないからといって、一度取った高いスコアを以後ずっと英語力の証明として使い続けることは事実上無理があります。 問題非公開の理由
公式サイトでは、問題が公開されてしまうと「スコアの同一化」と呼ばれる統計処理が機能しなくなってしまうためと説明しています。しかし、外部の者には、問題の非公開と「スコアの同一化」とのつながりはよく分からないというのが正直なところです。 メモ禁止の理由試験問題の漏洩防止が理由の1つです。TOEICの問題は常に非公開とされていますが、テストの活用が社会で広まるにつれ、問題をメモして外部に持ち出そうとする行為が見られるようになりました。そのため、メモの禁止という措置をとっているということです。 もう1つの理由は実生活に即して考えてみると分かります。TOEICのListening Sectionでは、空港などのアナウンスを聞く問題が出題されることがありますが、実際にそういう場面に遭遇したときにメモを取ることができるとは限りません。そこでTOEICは、試験中にメモを取らずに解答するという条件の下で、受験者の英語能力を測定することにしているのです。 |
<関連サイト> |
・TOEFLガイド |
・英検ガイド |
・IELTSガイド |
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