スパルタ英語・英会話 NCC綜合英語学院

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TOEIC®
L&R
 

1. 概要
2. 特徴
3. 基礎知識
4. 問題構成
5. セクション別学習法
・リスニング
・リーディング
・語彙・文法
6. 受験アドバイス

セクション別学習法−リスニング

<レベル>初級 - スコア600未満中級 - スコア600〜800上級 - スコア800以上
<参考>リスニングの平均点

日本語訳を利用することについて

問題のみならず、解答方法の指示や説明も含め、すべて英語であるTOEICの勉強に日本語訳を利用していて大丈夫なのだろうかと不安に思う人もいるかもしれません。もちろん、リスニングでもリーディングでも「英語を英語のまま理解できる」ことが理想です。

しかし、そういう理想のリスニングやリーディングがまだできない人が最初から英語を英語のまま理解しようとしても、意味を正確に理解しているかどうか確かめることもできません。そこで、「英語を英語のまま理解できる」ようになるためのステップとして日本語訳を活用する方が、初級〜中級レベルの学習者にとっては効果的です。

同じ教材を意味を考えながら何度も繰り返し聞いたり読んだりすることによって、「英語を英語のまま理解できる」という理想に近づけていくことを目指してください。


初 級
教材 CD付きリスニング教材(日本語訳や語句・文法解説が付いているもの)

●精聴+音読

1. テキストを見ないでCDを繰り返し聞き、本文の内容を把握する。
2. CDを聞きながら、それに合わせてテキストの英文を黙読する。
3. テキストの日本語訳を見て、意味を確認しながら英文を黙読する。
4. CDを一文ずつ止め、聞えた通りに音読する。(リッスンアンドリピート)
5. 一通り学習したものを繰り返し聞いて音読する。


リスニングの平均点

ご存知のように、一般的に日本人はリスニングが苦手とされています。ただ、TOEIC運営委員会が公表しているデータを見ると、意外なことにListening Sectionの方がReading Sectionよりもスコアの平均点が毎回50点程度高くなっています。また、リスニングのスコアの方がリーディングよりも伸びやすいとも言われています。

教材の英語のスピードについて

教材の英語のスピードはできればナチュラルスピードがよいのですが、自分の実力に比べてあまりにも速すぎるものは避けてください。初級レベルの人はスロースピードのものから始めて、慣れてきたらナチュラルスピードのものに変えるというのも一つの手です。ただ、TOEICで放送される英語のスピードが速すぎると感じる人も少なくないようです。したがって、TOEIC受験当日までにはスピードに十分慣れておく必要があります。

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中 級
教材 CD付きリスニング教材(日本語訳や語句・文法解説が付いているもの)
ニュースの2カ国語放送

●シャドウイング

1. CDを聞きながら、テキストの英文を目で追いかける。
2. CDを聞きながら、テキストの英文を目で追い、それと同時に音読する。
3. テキストを見ないでCDを聞きながら、聞えた通りに0.1秒程度遅れて口に出して繰り返す。(=シャドウイング)

シャドウイングが上手にできない場合
- CDで単語の発音を確認し、全ての単語を発音できるようにする。
- 意味のまとまりごとに流暢に読めるようになるまで繰り返し音読する。特にスピーカーがいくつかの単語のかたまりを一つの単語のように発音しているところは、自分でも一息で話せるように練習する。

●ディクテーション

1. CDを1文ずつ止めながら聞いて書き取る。
- 限界まで繰り返し聞く。
2. 書き取ったものをテキストの英文と照らし合わせてチェックする。
- 聞き取れなかった単語や表現を特定する。
- 冠詞や前置詞、語尾(複数形の-sや過去形の-edなど)など、弱く発音される単語も正確にチェックする。

3. 聞き取れなかった単語や表現に慣れるために音読やシャドウイングを行う。
- 問題の単語や表現だけではなく、それが含まれるかたまり全体を練習する。

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上 級
教材 ラジオ・テレビの英語ニュース
英語の映画やテレビドラマ(英文スクリプトのあるもの)

●多聴+精聴

多聴と精聴を並行して行います。多聴ではできるだけ幅広く英語に触れるようにし、精聴ではシャドウイングを徹底的に行うことによって1つの教材に集中的に深く取り組みます。

シャドウイングは、英語を聞きながら、聞こえた英語を0.1秒程度遅れて口に出して繰り返し、流れてくる英語についていく作業です。音とリズムの体得を目的とした練習から始めて、構文や意味を意識した練習へ、さらには、弱点補強(例えば、冠詞や複数単数、時制など)を目的とした練習へと発展させていきましょう。シャドウイングを行う際には、自分のパフォーマンスを録音して弱点を確認し、できないところは部分練習するようにします。

●リプロダクション

リプロダクションは、ある程度の長さの英語を一回だけメモを取らずに聞き、すぐその後に聞いた英語を正確に再現する作業です。シャドウイングとは異なり、聞いた英語をいったん記憶にとどめなければならないので、その分、負荷の大きい作業です。

リプロダクションの練習は、いきなり初見で行うのではなく、英文の内容を正確に理解した上で行います。1文単位から始めて、慣れてきたら一度にリプロダクションする長さを長くしていき、最終的にはパラグラフ全体についてできるようにします。

●自然なインプット

このレベルでは意識的なインプットに加えて、自然なインプットを増やしていくことも重要です。そのためには衛星放送(CNNなど)やラジオ放送(AFNなど)の各種番組の中から、自分が興味のあるものを選んでどんどん聞くようにしましょう。 ここで大切なのは、英語そのものよリも中身を追いかけるようにすることです。

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